2019/06/27 13:08


「それをやったところで何になるのか…」



展示会のお話をいただいた時、

一番最初に出てきたのは、

そんな超ドライな自分でした。






ついそこに意味や利益を見出したくなる。

でも子供が無邪気に目の前の遊びにただただ夢中になるように、

その先に何かがなくても、尊い今だけのヨロコビが在る。






今それを嬉しいと、楽しいと、ワクワクすると感じるその自分に、目の前の選択を預けてみること。


それは今さえ良ければそれでいいと未来を放棄する刹那的な生き方とは違う。







目的はヨロコビ





本当はそれだけでいいはずなのに、

大人に付きまとうのが損得感情。







それが目に見えるものばかりに固執させ、

目に見えない豊かさを蔑ろにし、

本質的な生きる歓びの種を自らの手で摘んでしまうことになり兼ねない。






嬉しかった。楽しかった。

以上マル。




それでも本当はいいはずなのに、その先に結果がなければ、今という経験の感覚にさえ光を当てられない。






多くが無意味だと説いたとしても、

そこに自分だけの意味や価値を見出せる大人で在り続けてみたいものです。






目の前に在る、今ここのヨロコビを手に取り、

愛でて、味わい尽くす♡






冷静と情熱。

安定と挑戦。

相反する自分のせめぎ合いの中で、

色んな選択を迫られる日々。


楽しくて、愛しい♡









それが何になるかは分からない。

ただ美術館という場所に自分の作品が飾られること、

日本という枠を越えて作品が海を渡ることを想像してみたら、純粋に嬉しかった。



そのヨロコビを自分に与えることを選択する試み☆







星月夜を掲げなければ、

きっと出逢うことはなかった人達、

感じることができなかった経験たち。

そして何より知り得なかった自分。




そんなギフトがよせては返す波のように、何度も何度もやってきてくれることに感謝がこぼれる。






来年ロンドンへ渡る今作。

ひとまず東京のアート会社さんの元へ旅立ちます。


いってらっしゃい♡






☆星月夜☆